ガイド出展社

出展社は展示会で質の高い見込み客をどう獲得するか

3日間出展し、名刺を200枚受け取り、会社に戻って1件ずつメールを送り、返信率は1桁。多くの出展社がこの循環を経験しています。問題は、名刺が証明するのは「この人がブースの前を通った」ということだけで、何を探していて、どれだけ急いでいるのかを語らない点にあります。展示会でのリード獲得を成果につなげる鍵は、バイヤーの意図を読み取れるかどうかにあります。

有効な見込み客とはどういうものか

価値のある見込み客の情報には、行動の証拠が伴っているはずです。そのバイヤーがどの質問をし、御社のどの製品を見て、どの操作をしたか(保存、比較、問い合わせの送信)。証拠があれば、誰から先にフォローするか、どの切り口で話し始めるかを判断できます。

具体的には、良い見込み客の情報はこう読めます。「この会社は耐熱性のシール方案を探している。同種のサプライヤー3社を比較済み。御社の高圧バルブについて仕様の問い合わせを送信済み。現在は一級の需要として分類。」ここまで分かれば、営業の最初のひと言はもう決まります。

リードインテリジェンスと意図の等級づけ

当社がお渡しする見込み客の情報には、すべて行動の証拠と意図の等級が付いています。そうした見込み客の情報が、リードインテリジェンス(Exhibitor Lead Intelligence)です。見込み客は意図の強さで等級づけされています。購買や商談の意図を明確に示したものが一級、同種のサプライヤーを繰り返し見て比較しているものが二級、初期の閲覧と情報収集の段階が三級です。等級には理由が付きます。たとえば「このバイヤーは2日間で御社の高圧バルブのページを3回閲覧し、仕様の問い合わせを1件送信しました」。

開催前、開催中、開催後

  1. 開催前:公開素材を整えます。バイヤーが検索し質問したとき、Askpo が答えられるのは御社が提供した資料の範囲だけです。素材が充実しているほど、見つけられる機会は大きくなります。詳しくは〈バイヤーはどのように展示会と出展社を見つけるのか〉をご覧ください。
  2. 開催中:反応を速く。明確な要望を持つバイヤーは複数のサプライヤーに同時に接触しているのが普通で、先に具体的な回答を出した出展社が商談を得る可能性が最も高くなります。
  3. 開催後:等級に沿ってフォローします。一級は48時間以内に返信、二級は1週間以内、三級はリストに入れて長期的に育てます。
よくある質問

展示会の見込み客の質について、出展社からよくいただく質問

有効な見込み客と名刺は、何が違いますか。+
名刺が証明するのは、その人がブースの前を通ったことだけです。有効な見込み客の情報には行動の証拠が伴います。どの質問をし、御社のどの製品を見て、誰を保存し比較し、問い合わせを送ったか。「この会社は耐熱性のシール方案を探し、同種のサプライヤー3社を比較し、御社の高圧バルブに仕様の問い合わせを送信済み」といった具合に読めます。営業の最初のひと言は、そこで決まります。
見込み客を受け取ったあと、誰から先に追いかけますか。+
意図の等級に沿って追いかけます。一級は購買や商談の意図を明確に示した相手で、48時間以内に返信します。二級は同種のサプライヤーを繰り返し見て比較している相手で、1週間以内に返信します。三級はリストに入れて長期に育てます。営業の時間は限られているので、成約に最も近い相手から順に充てられます。
等級づけの理由は見られますか。+
見られます。どの等級にも判定の理由が付きます。たとえば「2日間で御社の高圧バルブのページを3回閲覧し、仕様の問い合わせを1件送信」といった内容です。判定が妥当かを自分で確かめられますし、その理由をそのまま切り口にできます。相手がすでに尋ねた質問に答えるほうが、会社紹介から始めるより早く本題に入れます。
そうした見込み客を得るために、開催前に何を準備しますか。+
公開素材を整えます。公式サイト、カタログ、製品説明です。バイヤーが検索し質問したとき、Askpo が答えられるのは御社が提供した資料の範囲だけなので、素材が充実しているほど見つけられる機会は大きくなります。この一手は開催前に済ませます。あとから届く見込み客の情報は、すべてこの土台の上に乗ります。
会期中に返信を急ぐ理由は何ですか。+
明確な要望を持つバイヤーは、複数のサプライヤーに同時に接触しているのが普通です。先に具体的な回答を出した出展社が、商談を得る可能性が最も高くなります。具体的とは、相手が尋ねた仕様と条件にそのまま答えることです。何を尋ねられたかの記録が手元にあるので、会社に戻るまで待つ必要はありません。

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